製品情報
スペーシアパイプの組立方法
(1) 製作物を決める
- まず作るものを決め略図を描きます。(パイプの接合部がどのようなものかはっきりわかるように描きます)
- 略図が描けたら用途や設置場所を考えサイズを決めます。
- 接合部にどのジョイントを使用するか決めます。
設計上のご注意
- 設計・製作にあたっては、安全性を十分に考慮して行ってください。
- 高所で直接”人”を支えるような物は作らないでください。(例:ハシゴや足場)
- 本来の用途・目的以外で使用しないでください。
- バラアーチ・藤棚等の大型工作物を作る際には、必ずご相談ください。
(2) パイプのサイズ計算と部材の作成
- 選定したジョイントと製作物のサイズに合わせて必要なパイプの長さを決めます。
- 必要なパイプ(サイズと本数)、ジョイント、専用パーツなどの部材リストを作成します。
パイプ寸法の計算例
※メタルジョイントNSJ-1の場合
芯寸法:
外寸法-メタルジョイントの半径×両側
パイプ寸法:
芯寸法-メタルジョイントの中心からパイプの先端まで
※パイプ寸法の計算方法についての詳しい説明はテクニカルガイドをご覧ください。
(3) パイプの切断
- パイプの切断位置にマーキングします。
- 専用のパイプカッター(手動式、電動式)でパイプをカットし、切り口のバリをヤスリ等で除去します。
パイプ切断時のご注意
パイプを切断した後は、必ず面取り工具やヤスリ等でバリを取り除いてください。
また、切断したパイプ 端部で手を切る恐れがありますので、取り扱いに注意してください。
(4) 組み立て
プラスチックジョイントの場合
- パイプをジョイントにしっかり差し込み仮組み立てをしてください。
スペーシアのプラスチックジョイントならフラット機能や仮止め機能の働きで仮組み立てが容易です。 - パイプとプラスチックジョイントの隙間に接着液を注入し固定します。接着後は動かさず、24時間おいて使用してください。
メタルジョイントの場合
- パイプを所定の位置まで十分挟み込み、六角レンチでボルト締めしてください。
※メタルジョイントをご使用の場合は、パイプの端部にインナーキャップ(PJ-503)をはめて接着してください。